歌詞ファイルの不親切な歩き方


lyeditと、簡易歌詞変換プログラムを使用した
歌詞ファイルの作成の説明です

2 表情指定など

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1 まずは、歌詞ファイルを作りたい曲のMP3データ、
歌詞のテキストを用意します。
元のCDなどの歌詞カードを手作業でテキスト化、
ウェブ上からさがしてコピペなどの手段があります。
前者の方が間違いは少ないかと思います。


2 作成した歌詞のテキストデータを、縦一列にします。
簡易歌詞変換プログラムを使います。
まず、歌詞データを上部のウィンドウに貼り付けます。

マウスを乗せると「おまけ機能」と表示される何も書かれていないチェックボックスにチェックを入れます。

変換を押します。

文字化けしていますが、気にせずに下のウィンドウの中身を適当なテキストファイルにコピペします。

1文字ずつ縦に変換されました!
歌詞ファイル作成ツールで読み込むために加工をします。

改行部分には空白を「1行」はさみます。

(きゃきゅきょなどは1文字扱いです)

英語の歌詞などは、適当に脳内でカタカナに置き換えて
配置すると良いかも?




lyeditを立ち上げます。

上部メニューの(P)歌詞貼り付けから
編集して貼り付け(P)を選択します。
他にも歌詞ファイルを編集するためのツールはあるのですが、曲のピッチを変える事が出来るのはlyeditしかありませんでしたので
ここではlyeditを使います。

すると、このウィンドウが開くので…

その上部メニューから貼り付け(V)。そこから、
ファイルから貼り付け(F)を選択し、先ほど縦一列に変換した
歌詞のテキストを貼り付け、「貼り付け」のウィンドウを畳みます。

こうなります。


上部メニューのファイル(F)からmp3ファイルを開きます。

時間を打ち込みたい場所の歌詞の箇所を左シングルクリックし、
音楽を再生。ピッチ(曲の速度)は70%前後を推奨します。
ちょうど、ここだ!と思った場所で曲を一時停止。
(言葉が聞こえかかった場所ぐらいだと丁度いいです)

「マーク」のボタンを押すと、
今まで[00:00:00]だった時間のデータが
停止した時間に変わります。

で、一時停止を解除して、
ちゃんと狙った箇所が再生されたら
マークした場所はそのままに、巻き戻して、改めて再生再開。

狙った場所からずれて再生された場合は、やはり5〜6秒ほど巻き戻して

再びここだ!と思った場所で一時停止&「マーク」
納得のいく場所でとまるまでやります。

三連譜などで、とても早い歌詞の場合は、1箇所に収めてしまいましょう。

*個人的には、ちょっと言いかかった
ぐらいのタイミングがいいと思います。
早すぎると、遅いときより「ズレ」を感じやすいので


それを1曲分繰り返します。
全部出来たら、上部メニューの
ファイル(F)から、歌詞の保存(S)、場所を指定(P)を選択し、
好きなファイル名で保存します。
音楽と同じ場所を選択すると、
自動的に音楽ファイルと同じファイル名で
保存されてしまうため、もともとのいじっていない歌詞のデータが
消えてしまうことがあります。
あと、保存せずに終了すると、編集中のデータは
消えます。



そうすると、

こんなデータが出来上がります。
このデータだと、そのまま再生すると、

こんなになっちゃいます。


簡易歌詞変換プログラムを使って、きちんと歌えるように
直してもらっちゃいましょう。
まず先ほどの歌詞データの[00:00:00]の箇所をスペース1個に置き換えましょう。

それと、先に表示された歌詞より、後ろの歌詞の時間が早いと、
きちんと変換されません。よく確認してください。


大丈夫なら簡易歌詞変換プログラムを起動し、上のウィンドウに、
歌詞を貼り付けます。
XPだと、表示が文字化けしてますが、問題ありません。

貼り付けたら、「変換」を押します。
下のウィンドウに出た多分、XPだと文字化けしてると
思われる文字を新しいファイルにコピペします。
念のために、変換前ファイルはバックアップした方が
いいでしょう。



それで、出来上がったファイルがこちらになります。

出来上がったファイル下のほうに、

@TimeRatio=1
ってのがあると思うので、

↓のおまじないと交換します。

@SakuraScript=1
@SakuraScriptOffset=-300
@TimeRatio=0.9953125
@silencemsec=0
@YunaSoftSakuraScriptLyricsPrimary=%ILYX\e
@YunaSoftSakuraScriptLyricsSecondary=%ILYX\e

これで、ひとまず歌詞ファイルは完成です。
後は、微妙な時間の調整や、サーフィス変化の追加
となります。

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